2010年01月01日

能州紬アレコレ…能州紬と門前町について

能州紬アレコレ…能州紬と門前町について

能州紬織元・絲藝苑(しげいえん)は石川県輪島市門前町千代にあります。

読み方は「もんぜんまち せんだい」です。
「もんぜんちょう ちよ」と読み間違えられる事が多いです。

この門前町、曹洞宗のかつての本山「総持寺」の門前町として栄えました。

元々は福井の永平寺と並ぶ曹洞宗の二大本山の一つだったのですが
明治時代に大火にあい、本山は横浜の鶴見区に移転してます。

そしてその後門前町の総持寺は復興して
「総持寺 祖院」として現在に至っております。

かつては曹洞宗の本山が存在したことと
「北前船」の寄港地だったこともあり栄えたようです。

昔は大陸に面していた日本海側が「表日本」でした。
しかも能登半島は大陸に向かって突き出した地形のため
まさに大陸への表玄関だったようです。


戦後は外国航路貨物船の船員となる者が多く
「船員の町」としてそれなりに賑わってました。

しかし特にコレといった産業がない上に
貨物輸送手段が海路から空路に変わっていったこともあり
貨物船の衰退と供に門前町の過疎化が進みました。

1956年に門前町と剱地村が合併した頃は人工約19000人でした。
その後過疎化が進み、平成にはいってからは約8000人の人口となり
その後も人口は減り続けてます。

しかも門前町は石川県で一番65歳以上の高齢者のしめる割合が高いです。

過疎化が進むなかで能州紬そして絲藝苑は誕生しました。
産業らしい産業がない門前町において
能州紬(のうしゅうつむぎ)織元・絲藝苑の存在は大きいです。

しかしながら近年の不況と外国製品の攻勢で
能州紬織元・絲藝苑は苦戦を強いられてます。

でも粗悪な外国製品がいつまでも通用するとは思えません。
能州紬の良さが再認識される日も近いでしょう。

今でも能州紬の根強いファンは多いのですから…
posted by 能州紬研究会 at 00:00| 能州紬アレコレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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